3つの間違えやすい文法ミス

 In 英語習得

英語では混乱しやすい単語、よって文法の間違いに繋がりやすい単語が3種類あります。ビギナーから上級者、ましてやネイティブスピーカーでも間違えることがあるくらいです。以下の単語を見てください。

grammar mistakes

good and well; its and it’s; they’re, their, and there

各単語がどういった意味なのか、どうやっていつ使ったらいいのかなどを理解できると、こういった単語を使った文法ミスを避けることができます。

文法ミスに繋がりやすい単語

They’re vs Their vs There

以上の3つの単語は発音が似ている為、とても間違えやすい単語となっています。もちろん話している時には意味がわかるのであまり問題はないのですが、書く時に間違えやすく、問題となることが多いのです。

They’reは they areの短縮形です。Theyは主語でAreが述語です。見たり、読んだり、書いたりするときには文中でtheyと are に頭の中ですり替えると、短縮形なのかどうかを見分けるのにいいテストとなるでしょう。

例:
It’s over they are. とは言いませんね。
ですが They are having fun.とは言います。

Their は所有名詞です。Theirは何か物、状態などが誰かに属す際に使われる単語なのでいつも名詞が後に来ます。

例:
I have their books.
Their family is large.
Where is their integrity?
Their laugh is infectious.

Thereは場所を指し、Hereの対象語です。

例:
He’s over there.
Your glasses are there, on the table.

there is / there areなどは文の最初のフレーズとして使われることが多く、記述文などによく見られます。

例:
There are leaves all over the yard.
There is a problem with that sentence.

Good vs Well

Goodは形容詞です。形容詞は名詞、代名詞を修飾します。Goodの様な形容詞は以下の様に使われます。

例:
The food was so good!
Her English is good.

Wellは副詞です。動詞、形容詞、他の副詞を修飾する働きがあります。面白いのはwellという副詞はgood! と同等ということです。Wellは“how”という質問に対して答えるときによく使われます。

例:
He’s feeling well.
She did really well on her English exam.

It’s vs Its

普段所有名詞にはアポストロフィの後に“s”が付きますが、itsは例外となります。Hisやherの様に所有名詞ですがアポストロフィの後に“s”が付かない所有名詞となっています。もしItsを使っていいかどうかわからないときはHisやHerと入れ替えてみましょう。

例:
The bird broke its wing.
The dog buried its bone in the backyard.
This game has its own set of rules.

It’sはit isかit hasの短縮系です。確かでないときには“it is”か“it has”と入れ替えてみましょう。

例:
Whenever it’s a holiday, traffic doubles.
It’s been years since I was out ‘til dawn.

以上の3つの文法ミスは第二言語学習者でもネイティブスピーカーでも間違えやすいポイントです。各単語の使われ方を注意深く見て、このブログで紹介された方法を使ってみてください。そのうち正しい文法を使うことに慣れてくるはずです。

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