ESLの生徒が間違えやすいスペル
英語を話すのは難しいですよね。それに加えて、単語を正しく綴ろうとするのはもっと難しいかと思われます。スペルミスはESLの生徒にって永遠の課題です。英語を学ぶ際に、英語を早く話したいがために会話に集中しがちかと思います。ですが、過去の研究によると、バランス良く学んだ方が英語を早く習得でき、長く維持することができるという結果が出ています。読み書きを練習するということは習得した単語やフレーズの理解力を高め、あまり聞いたことのない単語にも触れる機会を作ってくれます。スペルミスを避けるためにはベストな方法といえるでしょう。単語の綴りを練習することによって、音を分析し、単語が実際どういった形で構成されているかを学ぶことができます。
2種類のスペルミスを犯しやすい単語
EI と IE
英語の綴りにはiの前にはeが来るという法則があります。ですが、cの後やneighbor や weigh”の様に“a”と発音されるときには当てはまりません。 とても便利な法則ですが、この法則に当てはまらない単語も多数存在します。例外の場合もたくさんある為、スペルミスを避けるためには綴りを練習するしかないようです。
規則的な単語
規則的な単語 不規則な単語
achieve perceive neighbor | ancient weird |
believe receipt weigh | efficient height |
yield deceit beige | conscience protein |
piece conceive feign | sufficient either |
ここに記載されている単語は“ei” / “ie”の法則に沿わない単語の一部です。不規則な単語をもっと知りたい場合はspellzone.comを見てみてください。各単語の発音の仕方をチェックするのも忘れないでくださいね。
子音の連結
英単語の中には同じ子音が2回重なり、他の子音が重ならない綴りの単語があります。そういった単語は両方の子音が2回重なってしまったり、両方とも1回しか綴られなかったりとスペルの間違いが多い単語となっています。
例
appoint が appointt や appoint
harass が harrass やharas
irregular が irreggular や irregular
などになります。
実際に2回子音が重なる単語に遭遇した時、どちらかの子音、又は両方の子音を1つしか綴らなかったりという間違いもよく起こります。
例
committee が comittee や comitee
embarrass が embarass や embaras
accidentally が accidentaly や acidentaly
と綴られたりします。
場合によっては実際には1つしかない子音を2回綴ってしまったりという間違いもあります。
apartment が appartment
omit が ommit
pavilion が pavillionと綴られたりします。
子音の連結がある単語の綴りを間違えることはよくあることです。特に発音が似ていても、綴りが違う単語は間違いやすいと言えるでしょう。例えば:
embarrass と harass
aggressive と progressiveなどです。
英語の綴りを正しく学ぶには辞書などで確認するのが1番です。何回練習しても間違えてしまう場合には、“発音の効果”というのを試してみてください。実際に声に出して発音し、書いてみると効果的に難しい単語を学べるのです。綴りを間違えやすい単語を練習し続ければ、練習しているうちに間違えた綴りを見たときに間違えているとすぐにわかるようになるはずです。