英語学習者のカニングペーパー(パート2)
英語とは複雑な言語で綴り通りに発音されないことがほとんどです。フランス語のように単語が似ていたり、中国語のように文法が似ていると多少は学びやすいかもしれませんが、それでも学ぶことはまだたくさんあります。
前回のブログでは英語学習者が直面する2つの問題について書きました。
1. 母国語から訳そうとする傾向がある
2. 主語と動詞の一致
英語学習の難関
次の文を見てみましょう。
3. 過去、現在、未来形
過去 | 現在 | 未来 |
過去形 | 現在 | 未来形 |
過去形
過去進行形 |
現在 | 未来 |
過去完了形 | 現在完了形 | 未来完了形 |
過去完了進行 | 現在完了進行形
|
未来完了進行形 |
英語は時制がたくさんあります。ですが、他の言語でも時制がたくさんあることはまれではありません。第二言語学習者にとって難しいのが時制を表現する際に文の中での単語の並びを理解することです。例えば“I played video games yesterday.”の代わりに “I have played video games yesterday.”
といった文などを聞いたことがあるかもしれません。
“Grammer Up”, “Voxy”, “SpeakingPal English Tutor”などのアプリは英語を勉強するのにぴったりなアプリです。アップルストア、グーグルプレイなどで手に入れることができます。とてもインターアクティブでゲームなどを取り入れ、英語学習を親しみやすくしたデザインとなっています。“Voxy”や”SpeakingPal”などのアプリでは実際にネイティブスピーカーと会話ができたりもします。
4.同音異義語を理解できていない
同音異義語には2種類あります。Homophones—mail/male, steal/steel, hymn/him, need/knead, bite/byte…などと綴りや意味が違うものの発音が一緒なものとdoes/does, can/can, tear/tear…などのように綴りは一緒でも発音と意味が違うものがあります。
ESLの生徒達が同音異義語により混乱してしまうのも理解できます。特に発音が一緒でも綴りが違う同音異義語では書く際に苦労する生徒が多いようです
5.ネイティブスピーカーとの練習が不十分
ネイティブスピーカーと英語で会話をするのは少し難しく戸惑うかもしれません。自分のアクセントや発音を気にしすぎてしまうこともあるかと思います。ですがネイティブスピーカーの発音を真似して堂々と話してみましょう。考えているよりも行動に移した方が意外と簡単かもしれません。たくさん練習して英語学習のスターになりましょう。