英語での比喩
何かを説明するときに物や人に例えて表現する方法を比喩といいます。言葉のあやといった言い方をすることもあります。文字通りの表現では本来の言葉の意味から外れることがない点で比喩の表現とは違ってきます。文字通りでない、比喩の表現とは誇張された、本来の意味から異なった言葉、又は文章のことを言います。
代表的な比喩表現
直喩法
直喩法では“like”や “as”という言葉を用いり、物や考えなどを他の事や物に例えて表現する言い方のことを言います。
例: Hungry like a wolf(狼のようにおなかがすいている)
隠喩法
隠喩法とはそのものの特徴を直接他のものと比較し表現する言い方をいいます。直喩法ではこれがこのようだという言い方をしますが、隠喩法では表現がより絶対的となります。隠喩法での表現を見れば意味が明確にわかるでしょう。
例: Garbage in, garbage out.(ガラクタを入れればガラクタが出てくる)
Miss the boat(チャンス、機会を逃す)
擬人法
人間以外のもの、動物などを人間に見立てて表現する方法。
例: My teddy bear gave me a hug.(私のテディベアが私にハグをしてくれた)
頭韻法
最初の文字、音、又は連なった音を単語
を並べ繰り返す表現のこと。早口言葉などが含まれます。
例: She sells seashells by the seashore.
擬声語
自然の音、物や行動の音響を表した言葉。
例: snap(パチン) crackle(カタカタ) pop(ポン)
誇張法
物事が過剰に表現されすぎ、誰も本当だと信じない表現法。大げさな表現のことを言います。
例: He was so hungry, he ate that whole cornfield for lunch, stalks and all.(彼はすごくお腹が空いていたからトウモロコシ畑で茎からすべて食べたんだって)
慣用句
Webmaster’sの辞書によると慣用句とは単語自体の本来の意味とは異なり、文法的ではない特有の表現のことを言う。
例: Monday week for “the Monday a week after next Monday”(Monday weekと言う時は次の週の月曜日のことを指す)
決まり文句
決まり文句とはあまりにも使われすぎて少し古臭く、たいくつな表現のことを指す。
例: Many hands make light work.(大量の仕事もみんなで分ければ大したことない)
比喩とは大げさな、又は本来の単語の意味から異なった言葉、又は言い回しのことを指します。