多国籍なマイアミ

 In 文化

マイアミは昔から多文化が集まるメルティングポットとして有名ですが、最近では新しい移民がたくさん移住してきたことで言葉にも変化が出てきています。南フロリダでは様々な国の本場の文化、言葉が体験できます。毎年、世界中から数え切れない程の移民が太陽の輝くフロリダに移住してくる中、今まで移住していた年のいった世代の移民はだんだんと少なくなってきています。多国籍のマイアミは約束の地として世界中の人々を魅了し続けています。サウスマイアミはフロリダの中でも一番人口が多い地域です。他にもマイアミを筆頭に、フォートローダデール、ボカラントン、パームビーチなどを始め、住みやすく便利な都市が大西洋沿いに100マイル以上も続いています。

多国籍マイアミ-昨日と今日

マイアミではスペイン語が英語に勝り、1番話されている言葉となっています。南フロリダの他の都市でもスペイン語が英語に追いついている勢いですが、他の地域ではやはり英語が1番話されている言語となっています。25年前には存在しなかったような言語が今はイタリア語、ハンガリー語、タイ語、ギリシャ語、ポーランド語などを上回って話されています。このような言語は未だに話されているためそこまでの減少は見られませんが、中にはイディッシュ語、16,000人が話していた言葉が現在では5,000人といった劇的な変化が見られる言語も存在します。

多言語が話されているマイアミではスペイン語と英語の次にハイチ人が多い為、クリオール語、そして中国語、ベトナム語、タガログ語、そしてグジャラート語、ロシア語、アラブ語などが多く話されています。

南フロリダは多言語が話されている家庭がアメリカでも一番多い地域です。ブラワード群では38%、パームビーチ郡では28%、そして多言語で有名なマイアミデード群では71%の家庭で英語以外の言語が話されています。ちなみに全国平均は20%です。フロリダ教育機関のデータよると英語以外では200もの言語が生徒達の家では話されています。

マイアミ周辺、特にマイアミでは今まで培ってきた伝統と世界中からの人々を大切にし、文化の多様性を尊重し、誇りに思い成長し続けています。

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