留学生が経験するカルチャーショック

 In アメリカで留学
Coping with culture shock

Coping with culture shock

留学とは若者にとってとてもエキサイティングで忘れられない経験となることでしょう。留学では他国の文化、言語を学べるだけでなく、自分自身のこともたくさん学べるチャンスです。

順応力は高いか、いつでも前向きか、興味心が強く冒険好きか、などといった性格の特徴は留学をするとはっきりとわかるはずです。

自国を離れる前にはそんなことについては特に考えもしなかったかもしれませんが、新しい国に来て、しばらくするとカルチャーショックを経験することがあります。この難しい時期をどう乗り越えるかによって、本当に自分がどういった性格なのかがわかるのです。
TALKに通っている学生も含め、留学生は皆多かれ少なかれカルチャーショックを経験します。カルチャーショックの衝撃を軽減する為にはカルチャーショックとは何なのか、そしてそれに対して準備をすることが大事です。留学教育機関のカウンセラーはカルチャーショックを5段階に分けています。

カルチャーショックのステージ

1. ハネムーンステージ‐この段階ではとても前向きで、好奇心旺盛、全ての経験がフレッシュに感じる時期です。この段階ではカルチャーショックはありません。
2. 危機段階- 退屈したり、イライラしたり、敵対心が生まれ、現地の習慣を過度に避難する傾向が出てきます。眠ることが多くなったり、疲れやすくなったり、身体的な痛みが伴うこともあります。ホームシックはカルチャーショックの第2ステージで起こります。留学先でのローカル達からの自国に対してのネガティブな発言などもホームシックを悪化させる原因に繋がります。他にも様々な形で偏見、人種差別を経験したり、英語でのアクセントがある為に上手くコミュニケーションが取れなかったりといったことを経験します。厳しい現実に直面します。
3. 調整の時期- 自分の経験に対し、少しリラックスしてバランスを取った視点から客観的に物事が見れるようになります。現地の文化を受け入れて、理解することで態度が前向きに変わります。
4. 多文化の受け入れ‐ 現地の文化に対し、新しい感受性と関係性を身に着けます。文化の受け入れ、安心して健康でいられることが実際のパフォーマンスにも反映するはずです。
5. 感情的にも安定して、現地の文化に馴染み行動することができ、母国にいるような気持ちになれます。

若者、あまり海外経験がない人にとってカルチャーショックは頻繁に起こることだということを理解すれば、カルチャーショックを乗り越えるのも難しくはないでしょう。あなたは一人ではありません。もしこういった気持ちや経験をした時には家族、ホストファミリー、学校のカウンセラー、先生などに相談してみましょう。他のタイプのカルチャーショックは意外なことに、留学生が自国に戻った際に、思ったのと違ったなんてことから起こることもあります。それについてはまた別のブログ、カルチャーショックを乗り切る方法でお話しますね。

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