ESLの生徒によく起こる発音問題

 In 英語習得

世界中のESLの生徒が間違えやすい発音というのが英語ではいくつかあります。出身国が異なったとしても、ESLの先生はたくさんの留学生達を見てきて、生徒にとって発音しにくい音というものを知っているのです。母国語が何かによっては英語の発音の中でも全く聞いたことのない音に遭遇するかもしれません。アジア人の生徒にとっては決まった英語での音を発音するのがすごく難しく感じたり、アフリカ人、ヨーロッパ人の生徒にとっても頭を抱える発音があるかと思います。ですが、英語の発音の中でもほぼ全員のESLの生徒が共通して難しいと感じる音があります。発音の問題というのは間違いの種類と母国語が何なのかによって大まかに分類できます。

ESL生徒の発音問題

“th”
“th”は3つ発音の仕方があります。
•1つ目は有声音の“th”です。例えば:this, that, these, those, they or themなどです。
•2つ目は無声音“th”です。例えば:throw, thing, thoughtなどです。
• 3つ目はThamesの様にThのが並んでいても”t”の様に発音するものもあります。
‘l’ と ‘r
日本語やアフリカの言語の様に“r”という音は多くの言語で存在しません。ですので多くの第二言語習得者は発音が難しいと感じるようです。ですので“r”を発音する際、“Rice”の代わりに”Lice”といった様な間違いをよく見かけるのです。
‘i’
第二言語習得者の中では短い”i”の発音が難しいと感じる人もいるようです。例えば live, bit, hit, missなどは短い”i”ではなく長い”i”と発音され、 leeve, beet, heet, meesなどと聞こえることもあります。ロマンス語源の言葉が母国語の多くの生徒は短い”i”の発音が難しいと感じることが多い様です。
‘w’ と ‘v’
多くのヨーロッパの言語は‘w’ と‘v’の音の見分けがありません。ですので“w”の音を“v”と発音することがよくあります。ゲルマン語族の言語を母国語として話す人に多く見られる問題です。“Willing”の代わりに”Villing”と発音しているのを聞いたことがあるかもしれません。
強調されない音節
英語のネイティブスピーカーは英語には発音されない音節があることを知っています。英語習得者は単語の中の音節を全て発音しがちですが、中には発音されない音節があるということも理解しなければなりません。こういった発音というのは教科書で学ぶのではなく、実際に話したり聞いたりすることで身につきます。例えばSeveralやVegetableを発音する時に1つ目と3つ目(Vegetableの場合は4つ目も)の音節は発音しますが、 sev-rel; veg-table の様に2つ目の音節は発音しません。
発音しない子音
英語には発音されない子音がたくさんあります。そしてよく間違えて発音される単語のリストは発音されない子音で溢れています。私達は皆、こういった単語の発音方法を習い、覚え、そして実際の会話で練習することが大事です。もちろんネイティブスピーカーも例外ではありません!

出身国が異なったとしても、ESLの先生はたくさんの留学生達を見てきて、生徒にとって発音しにくい音というものを知っています。多くの生徒に起こる発音の問題というのは間違いの種類と母国語が何なのかによって大まかに分類することができます。

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