夏至
“あと2週間で、1年で一番長い日になる…。いつも一年で一番長い日を見計らって、そして見逃す?私はいつも一年で一番長い日を見計らっては見逃しているんだ」。 F.スコット・フィッツジェラルド
北半球の夏至は6月20日か21日。この日は1年で最も昼間の時間が長くなる。日照時間は場所によって異なるが、多くの地域ではその日に16時間分の光を見ることができる。夏至のタイミングは、太陽が赤道の北で最も遠い位置に到達する日による。夏至は北半球の夏の始まりを告げる。
Almanac.comによると、2015年の夏は6月21日午後12時38分(日本時間)に夏至を迎える(そう、父の日と同じ日である。古代ギリシャ人、ローマ人、ヴァイキング、中国人、マヤ人、アステカ人、ドルイド教徒、ネイティブ・アメリカンたちは皆、夏至と冬至を、大地と空を敬う儀式やお祝い、行事で祝ってきた。キリスト教では、夏の初日は洗礼者聖ヨハネの祭りにあたり、異教では信者が「夏至」と呼ぶものを焚き火や祝宴で祝う。こうした夏至の祝祭や儀式は、ヨーロッパ諸国やキリスト教の伝統が広まった国外で行われる。夏至は1年で最も昼が長い日を意味するが、必ずしも最も暑い日というわけではない。Space.comによると、地球が暖まるのに時間がかかるため、地域によっては最も暖かい日が見られるまでに1~2ヶ月かかるという。実際、夏至は冬や夏の始まりを示すものではなく、それぞれの季節の中間点なのだ。
夏至の日、おめでとう!
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