irony と sarcasm(皮肉と皮肉)
皮肉!
Irony(皮肉)と聞くと大学生のユーモアを思い浮かべるかもしれません。ミレニアム、新しい世代の代表的なユーモアの表現の仕方で、歌、映画、そして本などでも多く使われます。IronyはSarcasmと似た表現をします。(日本語では両方とも皮肉と訳されるので今回は英語を使ってニュアンスの違いを説明します。)
Irony
Irony(皮肉、反語)の定義:
“ユーモアを使ったり強調したりして実際の言及と反対の意味を表現する方法”
Ironyの例:
“Don’t go overboard with the gratitude” (そんなに感謝しなくてもいいよ)などと言った表現は実際には全く感謝の気持ちを見せていない人に対して使う表現です。
Ironyの類義語: sarcasm, causticity, cynicism, mockery, satire,
Ironyの対義語: sincerity
Ironyの引用:
“Remember: the time you feel lonely is the time you most need to be by yourself. Life’s cruelest irony.” Douglas Coupland, Shampoo Planet
“孤独に感じるときこそ、一人でいるべきだ。というのは人生の過酷な皮肉である” - ダグラス.クープランド、シャンプープラネット
“IronyとSarcasmの違いは以下の様に表現できます。Ironyは自然に起こるのに対して、Sarcasmは意思的な働きがある。Sarcasmは作り出さなければならないものだ。”- クリストファー.ムーア、 The Gospel According to Biff, Christ’s Childhood Pal. Sarcasmとは実際の言葉の意味とは反対のことを意味する時に使われます。例えば、残業をしなくてはならなくなった時に、“そうしたいって思ってたんだ!”などと言ったりすることをSarcasmと言います。Sarcasmでは実際の意見や考えに対して全く別のことを言う表現の方法を指します。
単純に説明するとIronyとは自然に起こってしまった状況や出来事に対して皮肉っぽくなるのに対し、(誰かをターゲットにして皮肉っぽくなるのではない)Sarcasmとは相手や対象があり、意図的に皮肉っぽくなること(きつい冗談、毒舌とも言える)を意味します。
Ironyの例
“間違いが起こるごとに、私達は常に学ばなければならない”- ジョージ.ハリソン。
Hipsters(クールな若者軍団。インディーミュージックの文化との関連性が強く、多くがベジタリアンでグルテンフリー)はIronyが好きで、Ironyは彼らのユーモアの一部である。こういったユーモアは文学や演劇などでも使われており、芝居がかった皮肉(irony)などは劇中の俳優が現実や自身の状況に全く気付いていないが、観客は何が起こっているのかわかっている時などに使われたりします。Ironyは私達の生活の中で思っているよりもよく使われる表現法です。
皮肉と聞くと大学生のユーモアを思い浮かべるかもしれません。ミレニアム、新しい世代の代表的なユーモアの表現の仕方で、歌、映画、そして本などでも多く使われています。IronyというのはSarcasmと似た表現のことを指します。