Further?それともFarther?
文の中でFurther なのかFartherなのかを区別するのはいたって簡単です。Further とFartherは日常会話の中でよく耳にする言葉です。多くの人がFurtherとFartherどちらが正しいのかといった様なことはあまり気にしていないでしょうが、意味の違いは存在します。
FurtherとFarther-いつ使うのか
FurtherとFartherの語源はFarです。FurtherはFarの比較形であり、物質的な距離を測る時に使われる比較の言葉です。
GoogleのFartherとFurtherの定義によると:
Farther
Fartherとは物質的な距離と関係しており、距離が遠くなっていくことを意味する。(1つの物、又は人が他の物、人より離れていく程度を表す)
例:“for some time I had wanted to move farther from Lynne”
“I live much farther from downtown Atlanta than you.”
Fartherは長さや距離に使われます。距離を測る際に比較形として使われ、類義語はMoreやExtraとなっています。
Further
Furtherは実際の距離ではなく、比喩的な距離を表現したいときに使われます。副詞としてのFurtherはより大きな、更に、追加して、などの意味として使われます。Furtherは時間や量に対して使われる言葉であり、Farの比較形です。
副詞
空間的な距離を意味する。
例:“two men were standing at the further end of the clearing”
形容詞
既に存在するもの、起こっていること、済んでしまったことなどに対して追加することを意味する。
例:“cook for a further ten minutes”
“I will have nothing further to do with you.”
動詞
何かの成長や発達などを進める、促進することを意味する。
例:“he had depended on using them to further his own career”
動詞として使用される場合は促進する、勧める、手助けするなどの意味があります。他の類義語は手を貸す、助けるなどです。
定義を知っておくことでFurtherとFartherどちらを使ったらいいかがより明確になることでしょう。実際の距離なのか比喩的な距離なのかがよく判断できず、Furtherを使ったらいいのかFartherを使うべきなのかはっきりしない場合にはFurtherを使うといいでしょう。