ESL カニングペーパー
英語を第二言語として勉強する留学生は、様々なチャレンジに直面します。英語とは複雑な言語であり、発音を正確に学ぶ際に、綴りはあまり頼りになりません。フランス語の様に単語が似ていたり、中国語の様に文法が似ていたりと、母国語と少し似ている部分があると少し有利ではあるかもしれませんが、それでも学ぶことはたくさんあります。
ESL生徒の体験
今回の2回に渡るブログでは、ESLの生徒がよく遭遇する10の体験について書きました。今回のブログで紹介されるよくある落とし穴に気を付けることで英語の勉強がより効率的になるはずです。
1. 常に母国語から英語に訳している
これを避けるのは難しいかもしれません。といっても、新しい言語の単語を学ぶというのは日常の物を英語に訳すことから始まります。よくある単語のエクササイズとして、先生が自分の体を指さして、生徒に英語で何て言うのかと聞くというエクササイズを見たことがあるかもしれません。単語を英語から母国語に一語一語訳そうとすることから問題は始まります。(又は逆のパターン)
“La vérité vaut bien qu’on passe quelques années sans la trouver.” Antonin Artaud という有名な引用がありますが、英語で一語一語訳すと“The truth worth good that past a few years without the find.”となります。
一語一語通訳すると意味合いが変わってしまいますよね。この引用を正しく訳すとしたら“Truth is more valuable if it takes you a few years to find it.” と訳すのが正しいでしょう。
訳しながら話すときに、中には何とか意味を汲み取ってくれる人もいるかもしれませんが、毎回通訳しているとつっかえてしまったり、英語で流暢に文を組み立てるのを妨げることになります。それよりも英語の文を全体として捉えた方がいいでしょう。表現されている考えに集中して、新しい単語を文から学んでいきましょう。
2.主語と動詞の一致
Ok, まずは…
主語:名詞。話、描写されている人や物
動詞:文の中で行動、出来事、状態を表す部分
英語の文法では動詞が主語の数と一致しなければならないというルールがあります。単数の主語は単数の動詞を取ります。
John is a teacher.
複数の主語は複数の動詞を取ります。
The plates are in the cabinet.
単純に聞こえませんか?ですが、主語と動詞の一致はESLの生徒が最もつまずく問題の一つです。特に知識が豊富になってきたときに起こりやすくなります。もちろん例外の規則があるほかにも、現在系の動詞には主語が3人称単数の時には”s” や“es”を付けなくてはならないなどのルールがあることが間違えやすい理由となっています。
He likes teaching.
もし英語が母国語でない場合には“s”を付けることが何となく数の一致の規則に沿っていないように感じるかもしれません。
もっと知りたい場合にはこちらから。