アトランタの方言
アメリカでは英会話の中でたくさんのスラングが使われます。多くがその州、その都市、地域特有なものとなっています。アトランタスラング‐他の地域、都市、ましてや近所の人までがその人の話し方によって生い立ちがわかるものです。アトランタのスラングでローカル達に特有なのが”hello”の言い方です。生徒達はこれは“ローカル達がフレンドリーで優しい”ことが反映された言い方なのではないかと言っています。
Slang, Atlanta-Style
TALKの生徒達が証言。アトランタでよく聞くローカルが使う表現
“Hey” – “Hello”の代わりによく使われるカジュアルな表現。
“Y’all” – “you all”を縮めたもの。聞き手が一人でも使われることがあります。
“Darlin’” – “Darling”のこと。習慣的に使う人もいれば、聞き手に対して暖かさを表す時に使ったりします。
“Hi Due” – “how do you do?”を短くしたものです。
“What’s up?” – “hello”, how are you doing?” “hello, what do you need?/what can I help you with?”などの意味合いとして使われます。
“What’s going on?” – What’s up そして“hello” などカジュアルな会話を始めるきっかけとして使われます。
“It’s raining cats and dogs” – 大雨の時に使われます。アメリカ全体でよく使われているフレーズです。このフレーズの語源はいくつかあり、一番近いとされているのが、ジョナサン.スイフトが1710年に激しい洪水が起こった際に多くの動物が死んでいるのを描いた”City Shower”という詩から由来しているという説があります。この記憶に残る詩から取り上げられ、後々、日常会話に使われ始めたのではないかと言われています。
“Buggies” – ショッピングカート
“OTP” – “outside the perimeter”の略語です。アトランタの都市を囲む国道285線のことを言います。
“ITP” – “inside the perimeter”の略語です。ニューヨーカーが14通りよりも北には近づかないことやロサンゼルスの人が盆地出身の人に対して特定のイメージがあるのと一緒でアトランタの人々は自分が“OTPer” なのか“ITPer”なのかを区別したがります。アメリカではどこの州に住んでも特定の地域に対してこういったステレオタイプが見られることがよくあります。
今回紹介されたスラングはアトランタでよく使われるフレーズの一部です。ローカルのスラングを知っておくことは誰かが何を言っているのかが理解できるだけでなく、流行りのポップカルチャーなどの知識もつきます。そして友達などと英語で会話をするときに自信が付くことでしょう。